「衛生士から見た歯科医院の選び方?」

おはようございます。

患者さんからいただいたプロポリスを飲んでなんとか凌いでいる桜井です。
歯科医院の選び方は患者さんにはよく分からないですよね。
やはり怖いところだけに失敗したくないという思いもよく分かります。
先日もお話をした通り今後は予防メインの歯科医院が台頭してくるでしょう。
それは寿命が延びた分、健康寿命を延ばす必要があるからです。
人間の身体は食べ物からできており何を食べるかも大切ですがどう摂るかが大切になってくるのです。
奥歯がない人はある人の2.8倍アルツハイマーにかかりやすいと言われています。
つまり健康寿命が奥歯がないことで短くなるのですから予防に走るのも当然です。
訪問も爆発的に増えますがそれは介護が必要である人が増えるからで出来れば自立して生活をして歯科に予防に来れる方が理想ですよね。
この予防に重要なのが歯科衛生士です。
今年も何名か職場見学にいらっしゃいました。
毎回、時間を取ってインタビューをするのですが彼女たちの職場選びの視点は歯科医院選びの参考になるのではないでしょうか?
彼女たちは歯科の予防を通して社会貢献をしたいと歯科医院を選びに来ます(そうじゃない人もいるけど)
その人たちが見る視点はやはり歯科医師の私とは違います。
職場選びのポイントは

歯科医院はキレイか?

滅菌がキチンとなされているか?

予防用ユニットがあるか?

グローブは使い捨てか?

教育してくれる先輩がいるか?

診療室は半個室か個室、オープンスペースか?

駅から近いか?

社保完備か?

週休2日以上か?
だいたいこんな所で落ち着きます。
最後の二つは患者さんには関係ありませんが
項目を見ると彼女たちが気にしているのは自分が働く場所が清潔かどうか、落ち着いて予防処置に携われるか?をよく見ていると言うことなのです。
つまりこれが予防に力を入れているかどうかを見るポイントになります。
どう言うことか分かりますか?
滅菌をキチンとしていない所は予防に関して興味がないと等しいと言うことなのです。
何故そうなるのか?
絶対外せない項目が衛生管理にあるからです。
医療を受ける側も提供する側も外してはいけないものは何かと言われれば安全です。
医療機関で1番力を入れなければならないのが衛生管理つまり滅菌工程なのです。
みなさんは滅菌管理はキチンとやってくれているハズだと歯科医院の選定条件から外しているかもしれませんが1番ズサンになりやすい部分でもあるのです。
なぜなら滅菌管理は物凄くお金がかかります。
キチンとやると間違いなく結構な数の歯科医院が潰れるくらい頭の痛い問題なのです。
逆に滅菌管理を謳っているところは全てにおいてしっかりしている歯科医院であるとみることができるのです。
今後の歯科医院の選び方は予防用ユニットがあり滅菌管理がキチンとなされているところとなりそうですね。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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