「サラリーマンと経営者はどちらが不自由?」

おはようございます。
近頃、めっきり寒くなったと思ったらまた暑くなり気温差に若干体調を崩し気味の桜井です。
サラリーマンと経営者はどちらが不自由?
皆さんはこう聞かれた時、どう答えるでしょうか?
「そりゃ経営者でしょう。全てを自分で決められるのだから」
本当にそうでしょうか?
前にある方が自分のメンターに起業の相談に来られました。
メンターが「なぜ起業したいのですか?」と質問すると「自由になりたいから」と答え、それを受けて「それは誤解です。むしろ経営者の方が不自由だよ」と諭していました。
自分も自由になりたくて経営者になりました。
しかし、むしろサラリーマンより不自由になりました。
休日はもちろん就業時間、治療方針など全て自由に決められますが、サラリーマンの時より休日はなくなり就業時間は長く、診療方針も冒険しなくなりました。
理由はただ一つ。
「稼がないと潰れるから」
もう呪文にようにいつも言っていました。
経営者は自分の居場所を作ると同時に全ての責任を負わなければなりません。
居場所を持っていることは責任やしがらみが出来て不自由になるということでもあるのです。
では、私はどこで間違ったのでしょうか?
それは心がサラリーマンのままだったことです。
サラリーマンと経営者の決定的に違う点は何か分かりますか?
それは「やりたくないことはやらなくてもいい」です。
全てをやらなければならないと思っているから不自由。
資金を残さないといけないと思っているから不自由なのです。
自由になりたくて起業したのになぜ不自由なのかと言えば、自分が仕事を理由に不自由であることを選択しただけなのです。
もっともらしく責任の重さや日常業務の煩雑さを述べたところで仕事のあり方や人生のあり方をけ変えてしまっては起業した意味がなくなってしまいます。
自由になるポイントは三つ

1、やりたくないことをしないと決める

2、時間をお金で買う癖をつける

3、信頼できる人(いないなら雇う)に仕事をふる
仕事を仕組み化し人を当てはめるしか経営者が自由になる方法はないのかもしれませんね。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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