「イライラは脳が疲れているから?」

おはようございます。櫻井です。

穏やかな性格を持っている人は脳の前頭葉が活発であることが分かっています。

(原始的な反応の扁桃体がうまく機能していないとも言えますが)
感情のコントロールは前頭葉(脳の前方部分、詳しくは前頭前野)の働きだからです。
前回も述べた通り感情は快不快以外は思考により生まれます。
ですから考え方や出来事の見方によって感情が変わるし、変えられるのです。
もう少し掘り下げると感情を抑える神経伝達物質の分泌を促すことになります。
いつも怒りっぽい人はセロトニンという神経伝達物質の分泌が少ないと言えます。
( 脳腫瘍で前頭野が侵されると温和な人がキレやすくなることが分かっています。)
ではどうすれば感情をコントロールしやすくなるのでしょうか?
一般には光、食事、運動です。
光とは日光でセロトニンの生成を促します。特に朝日の光が大切です。
ヨーロッパなどの北緯が高いほど秋冬に日照時間が短くうつ病傾向が見られるので太陽と同じルクスを持つライトが売られているほどです。
次に食事。

食事内容より噛むことで咬筋による頸動脈へのポンピング作用で脳、特に前頭葉への血流を良くします。
最後に運動。

ウォーキングなどの運動はふくらはぎの筋肉によりポンピングされ末梢血管の血液の滞りを良くし体温を上げます。
つまり普段の生活をキチンと送ることが精神的に安定を送る鍵になるのです。
まさに「健全な精神は健全な肉体に宿る」ですね。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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