赤ちゃんの時は感情が快か不快しかありません。
そして、それ以外の感情は全て、これらから分化した概念でしかないのです。
つまり怒りや悲しみ、辛い、笑いなどは頭で認識してから作られる感情です。
思考が作っている幻想ですからコントロールが可能というわけです。
例えば、今の世界はあなたの目にどう映っていますか?
私の目には厳しいが美しい世界に見えます。
嫌なことがあれば色のないくすんだ世界に見えるでしょうし、良いことがあったり、目覚めが良かっただけでも世界が輝いて見えるでしょう。
人生で起伏は必ずあります。
沈みっぱなしの人生も無ければ、浮きっぱなしの人生もありません。
前に進みたいけどどちらが前か分からないという時もあります。
そんな時は見える世界に囚われず、前だと思う方向に迷わず進むことです。
後ろ向きだったとしても、遠回りだったとしても良いではないですか。
間違ったからこそ見える景色もあるのです。
決して無駄にはならないはずです。
「厳しく美しい世界」