「汝、敵を愛せよ」

先日、同窓会で「櫻井君、何か宗教でもやってるの?」と聞かれた櫻井です。
(そんな話したことないけど昔を知っている人間にはそう見えるのでしょうか)

 

と言うわけで今回は宗教っぽい話です。
愛情と憎悪は共に行動の源になる感情で表裏一体です。
愛情より憎悪の方が行動へのモチベーションが高いのはお分かりだと思います。
それは憎悪は自分のため、愛情は人のためだからです。
憎悪は凄まじいエネルギーを産みますが同時に自分も周囲の人間も傷つけ疲弊します。
相手が悪なら戦えばいいでしょう。
勝った時に得られるものは何ですか?
何も得られるものがなければそれは私闘であり私怨です。
すでに何のために戦っていたのかさえわからなくなっているのではないでしょうか?
そんな時は原点に戻ってやり直すのです。
憎悪のもとは怒り。
怒りを憎悪に変えたのは私利私欲です。
「なめられたくない」「損したくない」「失いたくない」
そんな想いが憎悪として奪い合いの世界へと誘うのです。
そんな時に見える風景が変わる一言が「ありがとう」や「愛しています」です。
キリストが言う「汝、敵を愛せよ」は
「本当の敵は私利私欲に走る自分であり、そんな自分を知り愛される自分でいなさい」
と言う意味だと思うのです。
自分も20年以上人を恨んで生きてきました。
今から考えると愚かで滑稽です。
それでも人生を踏み外さず済んだのは周囲の人が愛してくれたからです。
憎悪を手放さなければ自分の歩みたい人生を歩くことはできません。
憎悪を手放すと自分の存在価値がなくなるのではないかと不安になると思います。
大丈夫です。
むしろ手放した方があなたの存在価値は上がるのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

さくら歯科クリニック あおば
ホワイトニングサロン チェリッシュ

マニアと呼ばないで HOME に戻る