昔から親によく考えて行動しないさいと言われていました。
確かに配慮が欠けて失敗することもしばしばありましたから一理あると思います。
しかし大人になった今はどうでしょう。
考えすぎて行動出来なくなっていませんか?
これは成長したのに考え方も成長は成長しなかったということです。
人間は失敗からしか学ぶことが出来ません。
やりたいことが出来ない。
思い通りの人生を歩めていないのなら
全て自分が決めていることですから、思うようにできないのは怖いからです。
先日、ある人と話をしていたら、お子さんがアトピーでアメリカへ旅行に行ったらピタッと治り、帰国した途端再発したそうです。
子供のために、いずれアメリカに住みたいと言っていました。
そこまでは良かったのです。
お金がないから無理かもしれない、から始まり出来ない理由が挙がりはじめたのです。
もう行けないでしょう。
行けない理由を考え始めたら不安が恐怖へ変質しはじめます。
現実を見ろとよく言いますが、これは失敗を避けるために成功を諦めなさいと言っているのと同じです。
ブランコは危ないから乗ってはダメと言って公園から撤去させた母親みたいですね。
子供の安全を考えてのことかもしれませんが、どんな人生を歩ませたいのでしょうか?
人は誰でも使命を持って生まれて来ます。
ただ長く生きているだけでは命を使ったことにはならないのです。
アメリカに行きたければ、その願望を育てることにです。
壁にアメリカに住むと書いた紙を貼るとか、毎年アメリカに行って住むイメージを育てるのもいいでしょう。
「そんなの無理だよ」と自分が真っ先にドリームキラーになってはいけません。
シュミレーションや情報収集はすべきでしょう。
しかし、やる気を削がれるくらいなら、よく考えずに行動してもいいと思うのです。