おはようございます。明日からNY1人旅です。
今からプルプルしている桜井です。
題目は心理学者のアルバートエリスが言った「不幸な人などいない。不自由な人がいるだけだ」を変えたものです。
自分を不幸だとか境遇が悪いと嘆いている人にエリスの言葉は響きません。
なぜなら、不幸だと思っている人には、より不幸な人の言葉しか届かないからです。
自分は不幸だ、不遇だと言っている人たちは慰めの言葉を期待しているのでしょう。
しかし、もっと大きな問題を抱えて、それでも前向きに生きている人間に会ったら、自分の悩みがちっぽけなものに思えるはずです。
「テトラポッドに札束を」を書かれた和佐大輔さんをご存知でしょうか。
彼は海に飛び込んだ時にテトラポッドに首を打ちつけてしまい、首から上しか自由がきかなくなってしまいました。
人生を恨み続けて生きていくと思いきや、なんと割り箸を咥えてパソコンのキーボードをたたき、ネットビジネスで17歳にもかかわらず1億円を達成した人です。
この人に向かってあなたは弱音を吐けますか?
障害は不自由なのは間違いありません。しかし、不幸ではないのです。
不幸なのは境遇のせいにしないと壊れてしまう自分です。
不幸だと嘆くのはいいのです。しかし、 不幸ではなく不自由なだけだと考えると解決できそうな気がしませんか?
和佐さんも思考を切り替えたのです。
彼は集中できる時間、パソコンとネット環境を持っており、首だけは動くという状況で何ができるかを考えて行動したのです。
失ったものを悔やんでも結果は変わりません。
しかし受け取り方は変えられるのです。
人間は窮地追い込まれないと本気になれません。
ピンチをどう受け止め、どう考えるかが大切です。
この蓄積で人は成長するのですから。