おはようございます。スタッフのシフトをいじったら猛反発を食らった桜井です。(負けないよ(u_u))
先日、薬膳や漢方にはエビデンスが希薄と言って論破された人がいました。
だから西洋医学には敵わないと。
無知とは恐ろしいものです。
昔、日本の医学は東洋医学でした。
もし第二次世界大戦に勝っていたら今も東洋医学が主流だったでしょう。
東洋医学は天才の医療です。
できる人にしかできません。
恐れず言うと基準が曖昧なのです。
鋭い観察力、洞察力で病気ではなく身体の気や血液の流れを診ます。
身体の状態を想像し診断するのです。
だから同じ症状でも処方が違うこともあるのです。
一方、西洋医学は凡人のための学問です。
基準が明確で多くの人が同じように診断治療できます。
だから見えるもの、明確なものしか採用しないし科学的根拠を得られやすいのです。
医療は叡智の積み重ねだと私は思います。
その面では東洋医学は西洋医学に比べ積み重ねた月日は桁が違います。
医療の現場に立つ人間なら、治療を諦めるわけにはいきません。
少しでも可能性があれば何でも試さなければならないし、学ぶことを拒否したりはしません。
端的に言えば治れば何でもいいと考えるのが臨床医です。
エビデンスがないからと東洋医学を非難するのは医療人とは言えないでしょう。
応用できるものは何でも取り入れより良い医療にする。
大切なことは偏見に囚われないことです。
