「心のタクト棒を捨てる」
おはようございます。
どんな寝相してるんだ!と言うくらい寝ている時の身体能力には自信がある桜井です。
(時々布団の上で座って寝ているらしい)
「年収3000万稼げるようになりたい」「悠々自適に暮らしたい」「海外に不動産や別荘を持ちたい」など
なりたい、欲しいという欲は自分を成長させる原動力になります。
しかし、「ならなければならない」「しなければならない」と心のタクトを振り命令し始めると認知に歪みが出ます。
例えば「年収3000万稼がねばならない」と執着し始めると稼げなかった時、稼げない原因を自分の能力が低いからと人格自体を拒否し始めます。
意中の女性に見向きもされず、つれない態度を取られた時、「彼女に好かれたい」と思っていたのが「彼女は自分を愛さなければならない」という命令に変更されて殺人事件にまで発展してしまうのです。
「こうなりたい」と「こうあるべきだ」は全く違います。
先程の年収3000万を稼ぐの例では稼げなかったら、改めるのは自分の人格ではなく、手段であるべきです。
でなければ成長どころか自分の命さえも断ちかねません。
よく注意する時、その人ではなく失敗を注意しましょうと言うのも
心のタクト棒を振って執着している行為にほかならないからです。
改めるべきは手段や考え方であって、人格であってはいけないのです。