「教育とは責任を負うこと」
おはようございます。
気ばっかり先に行って、走っているのに歩いている様にしか見えない桜井です。
前回、教育は育てる絶対条件に信じる事を挙げました。
もう一つ大切な事があります。
フォローする事です。
一言だと簡単に聞こえますが
必要以上に干渉せず、安易に教えず、成長出来る様に指導しながら、失敗した時の全責任を負う。
ね!キツいでしょう?
簡単に言うと「距離感を大切にしながら、成功しても自分にリターンはなく、責任だけは負わされる」と言う事です。
人を育てるのは割に合わないという事がよく分かると思います。
だからビジネスの現場ではハウツーを教えます。
マニュアルや仕組みに人をはめ込む方が管理がしやすいからです。
大きな会社では効果てきめんです。
何故なら「代わりはいくらでもいる」と言う仕組みが人的リスクを下げるからです。
だから大きな企業での成長は難しいし、自分を見失いやすいのです。
これは小さな会社になると給料や条件が厳しくなりますから、自分の社会的価値までを疑う事になるのです。
大切な事は「人は人により輝いたりくすんだりする」と言う事です。
良い上司とは良い教育者であり、責任を負える人です。
この様な人に巡り会える確率はほとんどありません。
ですから人生を語れる人に教えを乞う必要があるのです。
親が人生を語れるなら問題ありません。
しかし、大概の親は責任を転嫁し、無駄な努力を見過ごせずに代わりにやってしまったり、答えを押し付けてしまいます。
無駄な努力に見える過程は教育として大切な時間です。
代わりにやってしまうのはチャンスを奪う事なのです。
間違った事をすれば叱り、間違った理由を明確に伝える。
そんな教育者はなかなか巡り会えるものではありません。
だから親こそ学ばなければならないのです。