おはようございます。
ロングスリーパーの桜井です。
「眠りが浅くよく寝れなかった」「寝た気がしない」「夢ばかり見て良く寝れなかった」という人がいますよね。
かと思えば2時間も寝れば大丈夫という羨ましい人もいます。
これはどちらも本当でタイプが違うのです。
眠りが短い人はコア睡眠と呼ばれるレベル3の深睡眠が確実に取れるために短時間で疲労が回復、記憶を整理するのです。
実際に深睡眠の出現率は最初の1時間で一晩全体の50%以上で、3時間なら80-90%に当たります。
このタイプは夢には何の価値も見出さず、現実的で日常生活からアイデアが湧くタイプと言えます。
ナポレオンやエジソンが有名ですよね。
ロングスリーパーは眠りが浅く長時間寝ないと寝た気がしないというタイプでアインシュタインがこのタイプでした。
通常睡眠は6-8時間ですが、アインシュタインは10時間だったそうですから、「ヤツはまだ寝てるの?」と言われてもしかたないでしょう。
湯川秀樹をはじめとするノーベル賞授賞者にロングスリーパーが多いこともロングスリーパーには発見する秘訣が睡眠にありそうです。
その秘訣とは眠りが浅く長く眠らないと疲れが取れない一方で夢を見ている時も可能性を探っているといえます。
私たちは活動中の経験や刺激から物事を発想する一方で、現実というルールに発想が抑え込まれています。
しかし夢にはその現実が弱まることで発想が自由になるとも考えられるのです。
ほとんどの夢には何の意味もありません。
ただ、その中から意味のあるものを掴んだ人が世の中をガラッと変えるのです。
参考文献
宮崎総一郎、北浜邦夫(2018):睡眠学Ⅰ 眠りの科学入門、北大路書房