こんばんは。今日は何もないのでずっと寝ていた桜井です(明日からがんばろー)
「自信」って大事ですよね。
自分を信じられなければ行動することができません。
自信は結果から得られます。
出した結果が自信をつけていくのです。
しかし、自信があるからと言って成功できるわけではないのです。
学生達を長期調査した結果では、優れた学業成績を収めると自尊心は高まるが、自尊心を高めても素晴らしい成績が取れないことが分かったのです。
言われてみれば当たり前のことなのですが、30年前は自尊心が成功の鍵であると信じられていたのです。
では成功するために必要な力は何でしょうか?
フロリダ州立大学のR.F.バウマイスターは「自制心」であると言っています。
自制心の有名な実験にウォルターミッシェルのマッシュマロテストがあります。
就学前の子供(4歳)にマシュマロを1つあげて、それを15分食べるのを我慢して食べなかったらもう一つあげるという単純なものです。
満足の遅延の実験なのですが我慢できたのは1/3でした。
この実験には続きがあり10年以上たってから青年になった子供達を探しだし追跡調査した結果、我慢できた子供は成績が我慢できなかった子供より明らか成績が良かったのです。
その後、中年になった頃にも調査したところ、誘惑に負けなかった子供は成功したいたのです。
つまり成功の鍵は自尊心ではなく自制心であり、誘惑に負けない強い意志であると言えるのです。
自制心は思考の判断力ですから脳では前頭前野が司り、 考える力となります。
人間は失敗からしか学べないため、挑戦することから逃げては考える力を手に入れられません。
その上で絶対にやってはいけないことが「結果から判断すること」です。
つい大人は結果だけを見て判断しがちですが、それが挑戦しない子供にしてしまうのです。
それは計画性を持って実行することをやめてしまうことにつながります。
それはそうでしょう。
大きな目標を立てたとして失敗したら今までの評価が下がってしまうために、今日、明日は判断できても10年後、20年後からの逆算などはそもそも無理な話なのです。
では大人になって自制心を養う方法はないのでしょうか。
あります。
短期間で達成できる小さな目標を作り達成することです。
そしてそれを記録することです。
達成できなければ「なぜ達成できなかったのか?」を振り返り、達成するための問題解決を考え実行するために記録が必要なのです。
全ては記録して残しておくことが重要です。
短期間で些細なことかもしれませんが、その学習が積み重なって今があるのです。
小さなことからコツコツとですね。