「経験を書き換える」

おはようございます。櫻井です。

誰にでも人間長くやっていると自分を見失うことってありますよね。

売り上げばかりを見ていたら、従業員が続々と辞めてしまった。

結果を出すために頑張ったが、思っていたイメージと違った。

自分は何のために頑張ったらいいかわからない。

など。

この原因は感情に埋もれてしまったことです。

目標と目的は違いますが、似ているので混乱しやすいのです。

目標は目的を果たすためのステップです。

目的が「豊かな人生を送る」だとしたら

目標を「年収3000万円を達成する」と設定したとします。

かなり難しい目標であるため、あらゆる手段を講じます。

なり振りかまわず行動した結果、達成した時、次は5000万円、1億円と次々目標を掲げ達成しようとします。

いつの間にか年収を上げることが目的になり、気づけば本来の目的である「豊かな人生」には程遠い自分に気づくのです。

達成することが幸福感や自己肯定感を上げるため、続けたくなるのです。

できなければ悔しいし、できれば嬉しいという感情にいつしか自分が埋没してしまい、

スリリングな展開を楽しむ様になるのです。

ギャンブルと同じ原理です。

暇つぶしで入ったパチンコで大勝ちをしたら、その快感が忘れられずハマってしまうのも、

副職として始めた株式投資で手痛い失敗をするのも本来の目的からズレ、快感という感情に埋もれてしまった状態なのです。

「感情に埋もれて自分ではコントロールが難しい状態なんだな」と理解することです。

これは言葉にして発することが大事です。

頭では解っているつもりでも、言葉にしないと理解したことになりません。

イメージだけだと感情から自分の理性を映し出すことができないからです。

これを「経験代謝」と言います。

経験は感情と出来事が同時に記憶として潜在意識に刻まれます。

潜在意識に物事の善悪はなく、快不快という感情で判断するため、

事象と感情を切り離すために「言葉に出して考える」という作業が必要なのです。

外でやるとアブナイ人と認定されるため、お家で1人の時に行うことをオススメします。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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