おはようございます。
テキストを読んで「なるほど、はじめて知った」とノートに書き込もうとしたらすでに書いてあった桜井です(全然覚えてねー。記憶障害か!」
カウンセリングもコンサルティングも同じように使われていますが、
厳密には違うようです。
カウンセリングは相談にのり一緒に問題解決をはかる女性的な関係。
コンサルティングは専門家として問題解決の助言や支援を行う男性的な関係と言えます。
問題が明確な場合は解決策を専門家に聞いた方が成功率が格段に上がります。
これが畑違いの問題なら尚のことですね。
これは外部に問題がある場合に有効です。
しかし、人間関係の問題となると心の問題になるためコンサルティングは役に立ちません。
なぜなら心の問題は感情を表出させ、その人の中にある本当の問題を引き出す必要があるからです。
この時大切なことはクライアントの心に寄り添うことです。
なぜこんなことが必要かといえば、目的と主訴が違うからです。
例えば、集客がうまくいかないので集客法を学びたいという目的があったとします。
それに対して集客の手段を教えるのがコンサルティングですね。
集客という目的と違う主訴を持っている場合があるのです。
集客という目的は同じでも人それぞれ主訴が違うのです。
なぜ集客をしたいのかを聞かないとわからないのです。
「閑古鳥が鳴いているので誰でもいいから来て欲しい」と
「変な客ばかりで困っている」と
「上客を集めたい」とでは
それぞれ目的は同じでも集める人の種類が違うので、集客のアドバイスは違ってきます。
もっと深く聴くと集客できないという主訴ではなく、
「集客できない自分が嫌い」と主訴が変化することもあります。
この場合にあたっては集客の方法ではなく、自分を好きになるためのアドバイスが必要となります。
いかがでしょうか?
人の話を聴くということは本人も気づいていない声を聞かせることなのです。