「アレルギーの怖さ」

こんにちは。

できることからコツコツと。桜井です。

私たち歯科医師がアレルギーで連想する原因といえば「金属」「薬」「食べ物」の3つです。

もちろん色々なアレルギーはありますが私たちが1番気を使うのが薬物アレルギーです。

アレルギーは抗原となる物質を取り込んだ時起こるので、一度目は大丈夫でも二度目に起こるからです。

もちろん回数を重ねて表出することもあります。

即時アレルギーのため、反応が弱ければしばらくすると治りますが、呼吸まで及ぶことがあり神経を使うところです。

そしてもう一つであまり問題とされていない問題が金属アレルギーです。

金属アレルギーは皮膚科でパッチテストをしてもらうと詳しく分かりますが、

問題はアレルゲンではないのです。

口腔では飲食物に金属を溶出させるものがたくさんあり、常に金属イオンが溶出していると言うことなのです。

この溶出金属は粘膜より吸収され脂肪細胞に90%蓄積され、残り10%ほどしか解毒されません。

つまり金属イオンが体に蓄積し続けることであり

指先から水泡を発生する掌蹠膿疱症という病気にもつながります。

また、金属同士には相性があり、異種金属が接触することで電気を発生します。

これをガルバニーショックと言います。

簡単に言うと電撃で金属の下にある歯が焦げるのです。

脳神経の伝達は電気信号ですから頭痛や体調不良の原因になることは言うまでもないでしょう。

ですから今はメタルフリーが推奨されています。

体調不良はもしかしたら口の中の金属かもしれません。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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