おはようございます。
台風で気圧が低いせいか頭が痛い桜井です(まるで飛行機に乗っているみたいです)
人間の社会性が1番分かる時とはどんな時でしょうか?
私は交渉時に現れると思います。
動物の世界では利益の相反が起こった時、争い勝ったほうが利益を得ます。
弱肉強食はシンプルなシナリオと言えます。
ただそれでは争いがたえず滅亡の道へと進んでいくのは目に見えています。
そこでお互いにメリットが出るように交渉することで破滅を回避して社会は成立したと言えます。
つまり人間が欲を原動力として進歩しつつ自滅しなかったのは話し合いで妥協点を見つけることができた交渉する能力なのです。
ですから国のトップは他国と交渉する力が強ければ強い程、国が豊かになるのです。
これは一般的な商売でも同じことが言えます。
交渉力が低い人は自分の能力を高く評価されませんから、価値が低いと判断され買ってもらえないと言えます。
交渉力を強くするためには3つの条件があります。
1、相手に与えられる強みを持っている
2、分かりやすい言葉を持っている
3、信念を持っている
の3つです。
「強み」は競合を抜けるために必要です。
「分かりやすい言葉」が意外と重要で、刺さりやすい名前をつけるだけで相手の認知が変わるからです。
例えば「攻守ともに優れた大谷選手」というより「二刀流の大谷選手」と言われた方が興味を引きますよね。
つまり売れるか売れないかはネーミングセンスが問われるのです。
そして最後に信念です。これが大きくなると大義になります。
何のためにこれを売るのかという信念です。
これが自分のためでは大義になりませんが
「相手のため」に「この商品が売れると売り上げの数パーセント寄付するので、途上国への支援にもなります」と付け加えると心理的抵抗が下がるのです。
あなたがいつも低く見られるのは自分のことをよく分かっていないからかもしれません。
問題解決の鍵はいつも自分の中にあるのです。