おはようございます。桜井です。
あなたにとっていい仕事とは何でしょうか?
よく「今日はいい仕事をした」と言いますが
それは自分納得いく仕事をした時でしょうか。
人が自分の仕事を喜んでくれた時でしょうか。
私はその両方が成立した時だと考えています。
どんな仕事でも誰かの役に立っています。
それが目に見えて分かるかどうかは別の話です。
どんなに素晴らしい作品を作ったり、素晴らしい作業をしても認めてもらえなければ価値はありません。
それは仕事ではなく自己満足つまり趣味になってしまうからです。
インターネットの普及により人とにつながりが薄くなり、身勝手な言葉のやり取りがなされることで
人間関係は端的に淡白な関係になるかと思いきや
より現実では人間関係において情緒的で強い繋がりが求められるようになってきました。
パワハラやセクハラが昨今騒がれるようになったのもリアルで情緒的な強い繋がりを求めた副作用だと考えています。
だからこそこれからの仕事はよりモノではなく心が震えるかどうかが重要なのです。
心を震わせる仕事をなすには3つの想いが必要です。
1、誰かを想う優しさ
2、どんな時も折れない信念の強さ
そして3つ目が「言葉に込められた想い」です。
どんな仕事も想いも言葉にしなければ相手にも自分にも伝わりません。
仕事がモノや作業時間から脱却した時、問われるのは知識や知恵になります。
そしてそれらは言葉の力が大きく左右しているのです。
例えば
内科医が患者さんを治す時、診断して最適な薬を処方します。
その時、この医者の価値は治療を施すことではないのです。
それまでの経験や知識をフルに使い患者さんの状態を診断することです。
処方箋を書くのに技術はいりませんから。
これが知識を価値にするということです。
そして患者にかける言葉の選択こそ心が震えるかどうかを決めると言えます。
そこに優しさや信念が感じられた時、心が震えるのです。