おはようございます。
今日は新人歓迎会です(新人はすっかり馴染んで既にベテランの雰囲気を醸し出しています)
ペルソナといえばマーケッティング用語の顧客典型像を思い出す方が多いと思いますが
今回は心理学で用いられるペルソナのお話です。
ペルソナとは仮面という意味で人間が社会に適応するために演じる別の人格を言います。
本来の自分を抑制して無理をしているために心的に圧迫すると捉える事が多い様です。
しかし私はカウンセリング時に推奨する様にしています。
要は考え方です。
私のクライアントは恐怖症です。
その根底には自尊心の低さや人の評価が気になり過ぎて妄想してしまうことがあります。
「みんなに笑われている気がして怖い」と言うなら
いっそ面白い人を演じてみるのはいかがでしょうか?
どうせ笑われるなら笑わせることを意識してみるのです。
例えば転んでみんなが笑ったとします。
原因と結果ですね。
違いは狙ったかどうかで、意味が真逆になります。
行く場所や会う人によって服装を変えるようにどの様な人と受け取って欲しいかでキャラを変えるべきなのです。
そして演じていること、魅せることを外さないことです。
あくまでも自分ではなくていいのです。
周囲の期待に応えるのはあくまでもペルソナの役目です。
本当の自分は聖人君子である必要はありません。
一般的にそう見えれば良いのです。
印象は操作できるのです。
どう見せていくのかを考えると楽しくて心が楽になるはずです。