おはようございます。
完全に風邪をひいた桜井です(のど痛い)
題名を聞いて何の話し?と思われたことでしょう。
実はこれGI値で大きく差が出るというお話です。
GI値とはグライセミック・インデックスの略で食品に含まれる糖質の吸収度合いを示すもので(ずっとグルコースインデックスだと思ってました)
摂取2時間までの血液中の糖濃度を測定して調べます。
これが高いと肥満になりやすいと言えます。
急激に血糖値が上がると糖が余ると判断され脂肪細胞に取り込まれるからです。
例えば大豆は低GIでパンや白米は高GIとなります。
パスタやうどんは中GIで蕎麦は低GIとなります。ジャガイモは茹でると中GIですが揚げると高GIになるなど、カロリーよりGIの指標の方を気にした方がダイエットには有効であると言えます。
このGI値なら食べる量ではなく食べる順序を変えるだけで肥満が減らせるからです。
セカンドミール効果といって最初に摂る食事が次に摂った食事の血糖値に影響することを期待したものです。
例えば低GIである大豆とひじきの煮付けを食べてからご飯を食べると血糖値の上昇を抑えることができるということです。
何を食べるかでもGI値は有効です。
白米と玄米なら精米されている分、白米の方が血糖値が上がる速度は速く、下がる速度も速いので、玄米の方が太りづらく腹持ちが良いことになります。
油揚げは大豆から作るため低GIで蕎麦も低GIですから最高の組み合わせですから、たぬきうどんよりキツネ蕎麦を選択する方が楽にダイエットができるというワケです。
糖は脳の栄養と言われていますが、細菌バランスを壊し悪玉菌を活性化させます。
ひいては血管を傷つけ炎症を引き起こします。
糖の中には血糖値を上げない糖もありますが、
肝臓に脂肪として取り込まれ血中に出ないだけで、
脂肪肝などの内臓脂肪を増やすためむしろタチの悪い糖もあります。
現代病の多くに糖が関わっているといっても過言ではないでしょう。
ですから糖の代謝に気を使うことは健康に気を使うことと同じなのです。