おはようございます。
患者さんに頂いたロイヤルゼリーで回復しつつある桜井です。(いつもありがとうございます)
健康日本21をご存知ですか?
厚労省が掲げた新世紀の道標となる健康施策のことで、そこに8020運動も入っていました。
現在は第二次がスタートしています。
さすが厚労省。だてにエリートが揃っていません。
80歳で20歯以上、60歳で24歯以上を10年で約50%にまで引き上げたのです。
歯の健康が糖尿病や高血圧を減らす目論見は逆に悪化してしまいましたけど。
健全は歯を残すことが重要ではなく、噛み合わせが安定することが重要であることに気づいていなかったことが原因です。
今はその弊害で無理に残したために感染源となってしまうケースが続発しています。
高齢者は基礎疾患が多く、認知症を発症すると治療が困難となるからです。
認知症の発症に噛み合わせや歯周病がかなり関わっていることが分かっています。
それなのに健康のために歯科にかからないのは健康を捨てているようなものなのです。
ただ健康にために歯科にかかるのなら予防歯科を掲げている歯科でなければなりません。
どこでも良いわけではないのです。
なぜなら歯科医師や医師は治療のプロであって予防に関しては自分で学び直すしかないからです。
予防を掲げていても治療がメインの歯科医院がほとんどです。
その区別が一般に人にはできないと思いますので調べるべきポイントを3つ挙げておきます。
1、ホワイトニングが得意
2、歯科衛生士が何人か常勤でいる
3、予防室が個室もしくは半個室である
それぞれの根拠を説明しましょう。
ホワイトニングは以前も申し上げた通り、予防は継続してこそ真価を発揮します。
そのためには美しさや格好良さが必要なのです。
スタッフには歯科助手と歯科衛生士がいます。
歯科助手は治療介助がメインで歯石を取ったりできません。
歯科助手がほとんどであれば治療メインで予防は口だけということです。
最後に個室ですが昔ながらの
オープンスペース(診療台が横に並べられ衝立や仕切りがあってその前を人が行き来するスタイル)
は今はあまりみられませんが、昔ながらの診療スタイルを引きずっている時点で診療メインであるということです。
治療に通うなら上記の条件は無駄でしかありません。
しかし健康を維持したいなら口からしか病気予防ができないのですから、
非常にレアですが予防のできる歯科医院を探すしかないのです。