おはようございます。
昨日は月一回のラジオでした。
今後増えることが確実な認知症とその予防についてお話をしました。
許せないことなんて社会で人間と関わっている限りいくらでも出てきます。
過ち、裏切り、事故、意見の不一致、非難などキリがありません。
意地を見せなければならない場面もあれば、素直に受け入れなければならない場面もあり、
結果が出てみなければわからないことばかりです。
ただ言えることは戦うより受け入れることの方が何十倍も苦しいということです。
拳を振り上げることは簡単です。
言いたいことを言い、責めることはストレス発散になります。
しかし、それは相手も同じでお互いに自分の信じる正義に基づいて行動しています。
だからお互いに疲弊しても振り上げた拳をおさめることは失ったものが大きく過ぎてできないのです。
つまり、どのような正義を持っていても戦えば失うものは少なからずあるのです。
ただ何も行動せず我慢しろと言っているわけではありません。
相手を認めつつ、いうべきことはいう姿勢が大切です。
その上で事実を経験として自分のものにしていくことが前に進むためのコツなのです。
「幸福の扉が一つ閉まると別の扉が開く。しかし閉まった扉をいつまでも見ていると目の前に開いた扉が目に入らない」
とヘレン・ケラーはいっています。
人生を少しでも前に進めるには過去にとらわれているヒマなど無いのです。