こんにちは。さくら歯科クリニックの櫻井です。
昨今、どこの歯科医院に行っても「予防しましょう」と言われます。
しかし本当に予防が分かっている歯科医院は少ないのです。
それが歯周病や虫歯ならまだしも
歯並びや口臭、歯の色となったらもうお手上げです。
そこで本当に予防したい人に予防が分かっている歯科医院の見極め方をお教えしましょう。
それは
「滅菌をキチンとしている」
「ホワイトニングをやっている」
「ケア用品が厳選されている」
です。
滅菌は今時の歯科医院はキチンとしていますので問題ないでしょう。(あれだけ新聞で叩かれたらやるよね)
ホワイトニングと予防は一見、無関係に見えますが大間違いです。
予防に「健康のため」から入る人はいません。
「美しさ」から入るものだからです。
例えばスポーツクラブに通う理由が分かりやすいでしょう。
若い人や健康な人はスポーツクラブに通う理由は「格好良いカラダ」を作るためです。
健康の動機など健康が当たり前の人にありえないのです。
つまり予防は「美しさの追求」が入り口であって
その先に健康増進や疾病予防があるだけなのです。
歯が綺麗になって、「やっぱり歯って大事よね」と予防に入っていくのが正解なのです。
しかし、医師、歯科医師は病気の観点から入るため本当の疾病予防や健康増進の観点に立つことができません。
皮膚や歯にホワイトニングと言うキーワードが一致しているのは美しさが人間の欲に刺さるからです。
健康の人こそ予防が大切ですが「健康のため」と言っても健康に自信がある人には響きません。
ですから、もう一度言います。
ホワイトニングしていないところで予防の普及は難しいのです。
ケア用品にもその理念があられます。
予防が一般化しない理由は歯科医師が病気から予防を見るからです。
一般化するためには美容から予防を見る目を持つことが大切なのです。