かみ合わせがある人より咬むところがない人は約2倍転倒リスクが高い。また、認知症高齢者ではかみ合わせがない人ほど転びやすい事がわかっている。
つまり、寝たきりになる原因の一つである
転倒骨折を防ぐためにも入れ歯でかみ合わせをつくることは転ばぬ先の杖となる
1年間の転倒回数を2回以上と1回以下に分けて咬合状態との関係をみたところ、2回以上の群で咬合崩壊群が有意に多いという結果になった(p,0.05,χ二乗検定)
Yoshida M,Morikawa H,Kanehisa Y,Taji T,Tsuga k,Akagawa Y.Relationship between dental occulusion and falls among the elderly with dementia.Prosthodont Res Pract 2006;5:52-56.