おはようございます。
口腔から始める健康美。さくら歯科クリニックあおばの櫻井です。
「口臭が気になるがどうしていいか分からない」
「ネットで調べても色々書かれていて迷う」
「口臭予防ならコレ!と宣伝につられて買ったが良いか悪いか判断できない」
なんてことエチケットとして気になると出てくる疑問です。
あるアンケートによると外国人旅行者が残念に思ったことに「日本人の口臭がキツイ」が上位にあったとありました。
それくらい日本人の口臭がキツイのは何故でしょうか?
キレイ好きの国民性で口腔ケアも頑張っている人が多いにもかかわらず口臭に関しては後進国なのです。
結果が伴わないのは、多くの人のケアが間違っているからと言わざるを得ません。
最も間違えやすいのが歯磨き剤の選択です。
虫歯予防や歯周病予防は勿論、ホワイトニング効果が高いと謳っている高価な歯磨き剤が1番売れているというから驚きですね。
ホワイトニング効果が高い歯磨き剤なんてそこらへんで買えません。(当院では買えます)
イメージモデルを見てみてください。
100%セラミックですから。
それはさておき、1番困るのは洗剤です。
この洗剤は台所洗剤、洗濯洗剤と同じ洗剤です。
組織の破壊力はかなり強く唾液の修復力が強いとはいえ口の中はボロボロ。
しかも洗剤の粘膜の浸透力は強く、粘膜を強力に荒らし吸収され、9割が脂肪細胞に毒物として蓄えられ、1割しか解毒されないというシロモノです。
そんなものを使ったら何の効果もないどころか、口腔生理機能を壊して口臭が出やすい口になるのは当然なのです。
それを毎日使うのですから唾液は汚れ唾液自体が臭うハメに陥るのです。
今回は合成界面活性剤いわゆる洗剤のお話でしたが
口臭が気になる人は色々な知識を持たなければなりません。
口臭の怖いところは目に見えず、情報が入り乱れているところです。
すでに口臭を完全に止め無臭化する方法は口臭治療の世界第一人者、本田俊一先生によって確立されています。
このメソッドを無臭化処置とトピックスだけを抽出しまとめたプログラムが「ブレスケアメイク」です。
このプログラムは「これだけは知っておいて」という最低限の知識を学び、口臭治療でもキモである無臭化処置を取得してもらうものです。
悩んでいるワケではないがエチケットやマナーとして知っておきたいという人に向いています。
これから日本は少子高齢化により外国人労働者を受け入れて国際色豊かな国となるでしょう。
それは海外で活躍するチャンスが増えることを意味します。
以前もお話しましたが西洋人は東洋人より口元をよくみています。
話している時、銀歯が見えたり、口臭が強かったらそれだけで社会人失格です。
これからは見た目、特に口元に注力する時代なのです。