こんばんは。桜井です。
人はどうしようもなく人を求めてしまう時があります。
それは孤独が怖いからとも言えます。
この世界で生きていく上で自分だけが取り残された感覚に陥るのは自分を必要としてくれる実感が少ないから。
人と繋がりたい、人に必要とされたいと感じるのは自分が小さく弱いという自覚です。
この世界で生きていけるか自信がないのです。
その自信は人に評価されたり、必要とされることで自分は安全であると安心したいのです。
これをマズローは社会的欲求と言っています。
つまり安全を担保するために社会で認めらることを求めるのです。
それでも不安が尽きることはありません。
社会で認められたら、今度はどれほど登りつめられるかが争点になります。
なぜなら人間社会にはヒエラルキーがありレベル分けされているからです。
その結果は40代に出ます。
40代で10代20代に目指した理想の大人が形になっているはずだからです。
家庭や社会的地位を手に入れ目指したものは大体手に入れています。
今までの原動力は目標を達成するための成長欲求でした。
ほぼ達成され、先が見えた時あなたはそれから先の目標をどこに置くのでしょうか?
その先に希望を見るのか絶望をみるのかはあなたが依存から脱却できるかにかかっています。
社会的欲求までは依存です。
人恋しいのは依存の表れであり、早く結婚してラクしたいというのは依存の象徴と言えます。
男性でも会社に入ることは依存することです。
依存している限り、自分の人生を歩んでいるといえません。
「1人でも生きていける強さを持ちたい」というのは自立した自分でありたいという願いであり、依存からの脱却願望です。
会社の依存脱却は独立開業が1番分かりやすいですが、それを勧めているわけではありません。
遺伝子的に難しいからです。
会社にいながら依存しない方法は作業から脱却することです。
そのために必要なことは人の役に立っている実感です。
誰からも感謝されることを主軸として仕事をすることこそ
依存から脱却できる唯一の方法といえます。
人との繋がりを大切にし誠意を持って仕事をしていると「独立すれば?」という声がかかり始めます。
その声がかかたったら会社への依存から脱却し始めている証拠です。
日本人は欧米人に比べ遺伝子レベルで不安が強いということが分かっています。