こんにちは。
基本的に飲みニケーションにはあまり参加したくない桜井です。
そんな飲みニケーションに意味があるのか?について考えてみたいと思います。
すぐに思い浮かぶのが「ランチョンテクニック」です。
難しい交渉は食事をしながらだと上手くいくというものですが
根拠になっている論文はジャニスの「FACILITATING EFFECT OF ”EATING-WHILE-READING” ON RESPONSIVENESS TO PERSUASIVE COMMUNICATION」です。
大学生男子を2グループにランダムに分け、以下の4本の記事を読んで意見を述べさせます。
「がんは治療で治ると言えるまでには少なくとも25年はかかる」
「米軍の軍縮について」
「月旅行が10年くらいで実現可能」
「3年ほどで映画館の映像は3Dになる」
意見がかなり割れそうなものばかりですね。
因みに事前にアンケートと称し意見を聞いてあります。
そして一方にはピーナッツとペプシを食べながら、もう一方には何もなしで討論させた時に2つのグループ間で差が出たのかを測定しました。
すると飲み食いさせた方が文章を好意的に解釈したのです。
これは食べるという好感を持つ好意が文章解釈に影響したのだろうとされています。
つまり、頼みづらいお願いするときは食事をしながらだと承諾してもらえる確率が上がるということなのです。
商談が高級料亭や三つ星レストランで行われるのは接客や食事が間違いないからです。
もしお店選びをしくじったら逆効果になりますから、好物は何か?食べられないものはないか?
お店の雰囲気はどうかなどチェックすべきポイントは多いため
ミシェランガイドはビジネス情報誌とも言えますね。