バブル期に「芸能人は歯が命」というキャッチコピーで爆発的に売れた歯磨き剤がありました。
今も似たようなコピーで歯磨き剤が売られています。
ただ出ている芸能人はセラミックで歯を入れているのが通常です。
今はホワイトニングの技術も上がっているので自分の歯自体を白くしている人もいるかもしれませんが
ほとんどセラミックスにしています。
ではなぜ身(歯)を削ってまでセラミックを入れるのかといえば3つの理由が挙げられます。
1、映像や写真うつりを良くするため
2、手入れが楽
3、印象をコントロールできるから
の3つです。
まず1つ目は映像や写真では暗く写るのを防ぐために被写体に多く光を当てます。
これは白いものがより白く見えるのですが、黄色い歯はより黄色くみえてイメージが悪くなるのです。
2つ目は自分の歯の黄ばみはホワイトニングでしか抜くことができないため
写真映えする歯の白さを維持するのが大変なのです。
セラミックなら着色は歯磨き剤で簡単に取れますから色の手入れが楽なので忙しい芸能人には向いていると言えますね。
3つ目が一番大きい気がします。
実は人が歯を見るとき色だけを見ているわけではありません。
形、歯並び、歯茎のバランスも感じ取っているのです。
特に前歯の形で印象がかなり変わるのです。
例えば
しっかりした印象を与えたければ角張った歯、
可愛く見せたいなら丸く小さい歯、
若く見せたいなら歯並びを少し悪くするなど
印象操作が可能なのです。
これは芸能人の話であって一般人の方はそこまでする必要はありません。
それは彼らが見た目が商売道具だからで一般の方は自分の歯を大切にするべきです。
一度歯を削ると元には戻らないし虫歯や歯周病になりやすくなります。
綺麗に見せたいならホワイトニングの方が面倒ですけどおススメです。