おはようございます。櫻井です。
歯磨き剤の恐怖をわかってもらうと次に絶対に聞かれるのが
「マウスウォッシュは使ってもいいですか?」という質問です。
マウスウォッシュは抗菌除菌作用がありますが本来の口腔常在菌まで殺してしまいます。
害のある細菌はほんの一部であり多くは常在菌のため無害です。
殺菌をかけるには意味が必要です。
「あなたは抗菌剤を予防で飲み続けますか?」
飲み続けたりしませんよね。
なぜだかわかりますか?
それは殺菌をかけるたびに耐性菌が出来るからです。
耐性菌とは殺菌をかけた時に死ななかった細菌が変異して強くなった細菌のことです。
常に殺菌を続けて行く先には殺菌剤がドンドン強くなり殺菌剤で口の中が火傷のようになることを示しています。
つまり殺菌の先に予防はないのです。
治療ではタチの悪い細菌を殺菌することが望まれます。
しかし殺菌は短期間で終了することが前提なのです。
殺菌剤を使い続ける人や長期使用を薦める人は予防を全くわかっていない”ど素人”と言えます。
しかもマウスウォッシュはプロピレングリコールや香料、アルコールなどたくさんの化学物質が含まれています
うがいして吐き出しても一部は飲み込んだり口の中に残留します。
その残留物は歯磨き剤同様、身体の中に入り込み徐々に問題を起こして行くのです。
最後にマウスウォッシュに入っている主な化学物質を挙げておきます。
ポリエチレングリコール(指定成分)
保湿剤、乳化剤、界面活性剤、発ガン性、アレルギー症状
トリクロサン(指定成分)
防腐剤、殺菌剤、発ガン性、アレルギー症状、環境ホルモン
塩化セチルピリジニウム(指定成分)
防腐剤、殺菌剤、界面活性剤
安息香酸(指定成分)
保湿剤、防腐剤
パラベン(指定成分)
防腐剤
指定成分とは薬事法で日用品や化粧品への表示を義務づけられた
アレルギーなどの皮膚障害を起こす恐れのある成分のことです。
マウスウォッシュを使う理由を聞くと多くの人が口臭を止めるためと言います。
確かに殺菌剤ですから一時的に落ちます。
その後はアルコールにより脱水を起こし唾液による防臭効果が落ちるので3、4時間後にはより口臭が強くなります。