「敵は本能にあり?」

私たちは普段どこで食欲を感じるのでしょうか?
「それはお腹が空いたときに脳が感じるんじゃないの?」とお考えの方!
正解です。
「お腹が空いたな」と感じるのは
肝臓のグリコーゲンタンクが少なくなると
低血糖になり摂食中枢を刺激して空腹感を起こすというわけです。
これは問題ないですね。
しかし、摂食中枢を刺激する方法がもう一つあるのです。
脳に刺激を与えることで摂食中枢が興奮して空腹感が出ると言うシステムです。
意味がわからないですよね。
例えば人が美味しそうにラーメンを食べているのを見ていたらお腹が空いたことはありませんか?
さっき食事をしたばかりだがお店の前を通ったらカレーのいい匂いがしてお腹が空いてきたことはありませんか?
これが脳を刺激すると言うことなのです。
空腹感は感情ですからとらわれると際限の無い空腹感を創造します。
これが食べ過ぎの原因です。
血糖は脳のエネルギー源であり色々なホルモンを分泌し興奮したりリラックスしたりします。
つまり空腹より満腹の方が心理的なご褒美が多いのです。
ですから空腹中枢が常に満腹中枢を上回ってしまうのです。
これは言い方を変えると脳が嘘をつくと言うことです。
であれば本当にお腹が空いて欲している空腹なのか
脳が落ち着きたいとか気持ちよくなりたいと言うことから創造された空腹なのかを
見極めなければなりません。
本当の空腹なら食事はするべきです。
しかし実際には決まった食事の時間、運動消費量の個人差、気温や湿度などの環境でお腹が空く時間も量も変化します。
これをコントロールして脳を騙すのなら噛むことが1一番です。
根拠は脳は噛むためにできているから。
脊椎動物の元祖は腔腸動物であり進化の過程おいて
顎で食物を捕食するために脳が進化したとされています。
顎を動かすことが脳の本能を満たすことに直結しているからこそ
脳を騙せる唯一の方法といえるのです。
本能には本能で対抗すればいいと言うわけです。
敵は本能というわけです。
実際には
食事をするときに口に含んで食べ物を一度キープしてから
糸切り歯(犬歯)の一本後にある小さい奥歯あたりで
歯を合わせずに回数を30回顎を動かすイメージです。
もう一つは「お腹が空いたな」「お菓子でも食べたいな」と感じたらとりあえずガムを噛む。
この時も噛み方は食事と同じです。
 ガムの糖分によるカロリーを気にする人がいますが
顎を動かす動き、唾を飲む動き、追従する顔面の筋肉まで運動しますから
相当量のカロリーを消費しますので気にする必要は全くありません。
またガムを噛んで顎が痛くなるのは噛み方が間違っているからです。
ぜひ健康的に痩せて欲しいと思います。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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