「赤ちゃんを育てる最初のボタンは口?」

今回は子育てのお話です。
親が生まれてくる子供に願うのは無事に生まれてくることです。
そしてスクスク健康で育ってくれれば何もいうことはないでしょう。
しかし子供は想像以上に手がかかり、持てるものを全て注ぎ込まなければ育てることはできません。
子供は勝手に育つのは3歳以降の話。
生まれてからの入力にどれくらい手間と時間をかけられるかがその子の今後が決まると言っても過言ではありません。
何故このようなことを言うかと言えば赤ちゃんの感覚入力は口から始まるからです。
人間が生まれて初めて行う行為は呼吸、そして授乳です。
授乳は子供を育てると同時に母親も育てます。
母親は愛情を子供に感じ、それを子供は感じ取り安心することで情緒が安定します。
これを愛着形成と言い、この過程を飛ばすとすぐに泣き、泣きだすと止まらない子供になり、育てにくいと感じる様になるのです。
さらに愛情の入力が足らないことで他人とのコミュニケーション障害を起こす可能性も上がります。
社会出れば誰でも知っていることですが
知能や知識が人より優れていてもコミュニケーション能力が低ければ居場所は限られ
陽の目を見る可能性は低いのが現実です。
東京大学へ進学する子供の親の所得は6割が世帯年収はが950万円以上で全体の平均年収は1000万以上となるというデータがあります。
これは勉強に集中出来る環境を整えることが出来るということもあるでしょう。
それ以前に子育てに最適な環境を整え、無理なく愛情を注げたからではないのか?とも考えられるのです。
多くの人は知能は幼稚園学校に行って上がるものだと思っています。
しかし、知能は入力の結果ですから育児の過程で入力をどれだけ出来たかで決まると思います。
つまりすでに幼稚園に入る前に勝負が決まっているのです。
感覚入力は
生まれて2ヶ月は口による味覚、触覚、温覚、機能感覚そして鼻による嗅覚です。
そして二カ月すると視覚。
6か月後には聴覚と
入力に効果がある時期は決まっているのです。
これを最適期と言います。
生まれてから半年はコミュニケーションの土台となる愛着形成の大切な時期です。
この時期に子育ての手を抜くと服のボタンの様に掛け違え取り返しがつかなくなります。
 最初のボタンである口から始まる育て方を掛け違えないことが大切なのです。

横浜 青葉台 さくら歯科クリニックあおば 院長 櫻井直樹
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