今日は新入社員も入って来たので仕事に対する姿勢の話です。
題目の質問は就職したばかりの新人によく聞く言葉です。
多くの人はこの質問に「生活のため」とか「食べるため」と言います。
そうですね。それも大切なことでしょう。
しかし仕事は人生の生活時間の半分以上を占めるものです。
その時間をただ生活のために使うのでは虚しすぎませんか?
学生と社会人の違いは学ぶ姿勢だと思うのです。
学生時代は放っておいても教えてくれます。
しかし、社会人はお給料が発生する代わりに責任も科せられます。
そして全てに正しい答えが用意されているわけではありません。
出した答えに責任を持たなければなりません。
つまり自分なりの正しい答えを見つけ出すために考え方を学ぶのです。
これは人生を通じて宝物になります。
ただ漫然と作業をこなしている人間に価値などありません。
それは本人が1番分かっています。
だから愚痴が出る。
明日も退屈な日が来ると思っている。
退屈が嫌で刺激を求めてギャンブルに走る。
遊びに出る。
こんなことで終わりたくないと思って仕事を辞める。
転職先でもいつしかまた同じ想いが巡って来てまた辞める。
そこから抜けるのは簡単です。
今、目の前にある単純で意味のないと思っている仕事に真剣に向き合うことです。
つまらない作業に心を込めて初めて仕事なのです。
学生時代はやり方や解き方を主に学びました。
仕事からは在り方や向き合い方を学ぶのです。
どんな状況であろうとその場でベストを尽くす。
それが仕事に対して向き合うことであり在り方なのです。
「あなたは何のために仕事をしていますか?」