ウェルビーイングって何?と思われる人が多いと思います。
ウェルビーイングとは幸福感なのだそうです。
幸福感は成長と達成感により感じるのだそうで確かに自分もそう思います。
マズローは人間に欲求には5段階あると述べています。
多くの社会人は「集団への所属欲求」もしくは「尊厳欲求」で止まります。
古来人間は弱く、生きぬくためには集団で行動することで安全を確保してきました。
孤立とは安全の喪失を意味し
回避するためには他人との関わり方を学ぶことが必要なのです。
みんなに比べてどうか?
どうしたらみんなと同じ行動ができるのか?
を考えて行動することで社会適応を果たします。
尊厳欲求は社会適応の欠けた部分を埋めた次に出る目標です。
多くの人に認めて欲しい。ステータスが欲しい。年収を人の数倍欲しいなどは尊厳への欲求になります。
しかしこれらは一部の人間しか手に入れられません。
尊厳欲求を満たすことはそんなに大きなハードルでなくても満たせます。
例えば友達が認めてくれるだけでも、長年認めて欲しかった父親に認めてもらえただけでも十分なのです。
問題はここから上のステージ自己実現のステージに行けるかどうかです。
今までのステージとの違い幸福度のルールが変わるのです。
それまでの欲求はクリア基準が外部で分かりやすかったのです。
例えば安全の欲求なら家を借りること、食料の確保をすることで安全の基準はクリアできます。
社会適応は家族や学校などで集団の考えやルールを学ぶことで達成されます。
つまりルールという基準に自分を合わせることで幸福感を得てきたのです。
しかし自己実現は自分の内面、生きてこれなかったもう1人の自分が基準になります。
それはこれから歩みたい人生であり理想像になります。
今の自分と理想の自分を埋めることで成長と達成感を得ることができます。
理想の自分を獲得するとさらにステージの高い理想像ができるので成長に終わりがなく、幸福感も得られ続けるのです。
このステージに上がらなければ人生に迷う事になります。
例えば預金残高が一億円あったとします。
すでに次のステージに行けるのに尊厳のステージで止まっていると成長や達成感が感じられず孤独になっていきます。
お金の残高が自分の価値になっているからです。
お金で得られる成長や達成感は限界があるのです。
「ウェルビーイング」は理想の自分を追い求めることで幸福感を得る幸せの方程式なのです。
「ウェルビーイングってなんだ?」