おはようございます。
今回はポジティブ思考です。
ポジティブ思考ってネガティヴな自分には羨ましく感じます。
しかしネガティヴ思考をポジティブ思考に転換出来るものなのでしょうか?
答えは「出来る」です。
なぜなら人間は幼少の頃誰もがポジティブ思考だったからです。
ただここで言うポジティブ思考は
単純で失敗を恐れず興味の赴くまま行動することを言っています。
ネガティヴ思考は生得的ではなく
経験から得たものですから学習により変更可能です。
人間は遺伝と経験で出来ています。
そう考えるとネガティヴ思考は
まさに親を主とした環境によるものなのです。
失敗を必要以上に責められたり
行動規制が強かったことによるものです。
それが思春期などに起こるのですから
それはかなり強固な歪みが意識づけられます。
ここで注意してほしいのはポジティブ思考とは
ネガティヴなことをポジティブに変えることではないということです。
よくポジティブ思考と言うと
「ポジティブなことばかり考える様にしなさい」と言う人がいますがそれはただの抑圧です。
例えば同僚と言い争いになって険悪な関係になったとします。
いつまでもクヨクヨしててもしょうがない。
ポジティブに考え気にしないと言うのはポジティブ思考とは言いません。
これはただの自己中です(意外と多い)
言い争いになったことは意見の相違かもしれません。
それは相手に自分の言い分をお互いにきかせようとした結果かもしれませんね。
冷静になった時、分析し悪いところがあれば反省し謝ることも必要です。
お互いに関係を認め合えれば意見の相違があるのだと気づくこと。
さらに相手の一見理不尽な要求も少し手を加えたら斬新な提案だと気づくのがポジティブ思考です。
自分の意見や気持ちを無理やり陽性転換したところで、やがて破綻するのは目に見えています。
自分を俯瞰し基準を持って自分が判断することが大切なのです。
「ポジティブ思考ほど危険な思考はない」