こんにちは。
櫻井です。
人間には反抗期がありますよね。
第1次反抗期が2歳。第2次が思春期なのはご存知だと思います。
今回は第3次反抗期の話しです。
これが45才前後と言われています。
エリクソンはこれを中年期の危機と言い、、ユングは人生の正午と言いました。
人生の午前は社会に自分を適応させ理想と価値観に向かって歩みます。
しかし人生の正午を過ぎると後ろにあった影が目の前に現れ始めるのです。
この影とは死です。
人間はいずれ誰もが死を迎えます。
ですが多くの人は「明日も変わらない朝がやってくる」と思っています。
それは死を意識していない証拠です。
体力も気力も若い時ほどなくなって行くので否が応でも死を意識せざるを得ません。
そして今までの人生を意識し始めるのです。
「この人生で良かったのか?」
「この仕事を選んで良かったのか?」
「自分の人生はもっと他にあったのではないだろうか?」
と。
不安は期待の表れでもあります。
今までの人生を振り返り不安になるのは社会つまり他人に合わせて来た人生だったからです。
これからは自分の心の声を聞いて内面を磨きに入るのです。
やり残したことがあれば取り戻すチャンスは今しかありません。
しがらみはあるでしょう。
手放してはいけないものもあるかもしれません。
そんな中でもやれることはあるはずです。
置き忘れたものを取り戻すのです。
人生はあと半分しかないのですから。
「中年期の危機を乗り切る方法?」