人は何故新しいことをする時、やった方がいいと言われても行動できないのは何故でしょうか?
それは未知のことに何かを失うというリスクを感じて不安になるからです。
それは人間の心理が関係しています。
太古より人間にとって食料の確保は生命に関わる大問題でした。
その日の食料だけを確保するのも大変ですから、より多くの食料を確保することはとても意味のあることはお分かりいただけると思います。
つまり所有出来ることは能力の証となり、やがて権力へと姿を変えていったのです。
これが物欲の正体です。
新しいこと、未知のことを始めると言うことは失うリスクを伴うため物欲という本能に抗う行為です。
だから新しいことを始めようとしても、やらない理由を考えてしまうのです。
ではどうしたら不安を打ち消すことができるのでしょうか?
これには3つのアプローチがあります。
1つは、1日1つでいいから新しいことをして行動することになれること。
2つ目は思考の切り替え。
物事には2面が必ずあるので解釈を変えるのです。
例えば、不安は恐れと捉えず、まだ見ぬ未来への期待や希望と捉えるのです。
知らないことに挑戦すると失う確率もあるが低い。しかし経験や知恵100%確実に得られると考えたら価値を感じるのことができるのではないでしょうか。
最後は感情を増幅させる。
チャレンジしたい自分をイメージして、絶対したいと思い込むことです。素直な人にはこれが1番即効性があります。
不安はどんな時も誰にでもまとわりつきます。
怖がらず、上手くコントロールすれば、ほど良い緊張感に変わり、力になってくれますよ。