「最悪など存在しない。最悪と判断した自分がいるだけ」
おはようございます。
選挙ですね。投票するとその候補者はなぜか落選する桜井です(人気がない人ばかり選ぶから?)
「下には下がいる」と言うと上から目線で感じ悪いと取られることも多いのですが、
ここでは逆です。
最悪の出来事を比較するとき、力関係は逆転し最低が最強になります。(大富豪というカードゲームの革命みたいにルールが真逆になるのです)
不幸自慢は不幸な人ほど言葉に説得力を持ちます。
これは不幸に見舞われた人に響く言葉を持てるのは、さらに不幸な人だけだからです。
医療人の資質の一つに「人のイタミがわかること」があります。痛いとか辛いという経験がないと人の痛みがわからないということです。
手を当てて「痛かったね。早く治るといいね」と言ってあげるのが手当てです。
痛みを分け合い癒すことが医療の根源です。
ヒトは誰でも嫌な経験や辛い経験は避けたいと願っています。
しかし不幸にも辛い経験をされたなら、それをフォーカスチェンジしてみて下さい。
あなたに降りかかった辛い経験は心の折れた人の力になる魔法を使えるということでもあるのです。
失ったものがある反面、得るものもあるのです。