こんばんは。
院内でも風邪が蔓延し始め、不安の色を隠せない桜井です。(折角、次亜塩素酸の加湿器買ったのに効果ないじゃん)
ある機能や能力が抑えられる代わりに、別の機能や能力が突出して、それを補う現象のことです。
逆にいえばある能力が突出していると他の能力は低くならざるを得ないとも言えます。
そもそも人間はそうやって進化してきました。
より環境に馴染むために腸管を短くして消化に使うエネルギーを半減させて、脳への供給を増やし、大きく有能な脳を手に入れたのです。
人間は基本的な能力を遺伝子的に得られるとしたら、
その中で何かの機能を毀損していたら他の能力が補ってくれる力を持っているといえます。
これはどこかに素晴らしい能力を持っているが、
それを活かせる環境かどうかで折角の才能を潰しかねないということでもあります。
環境は社会情勢や時代背景もありますが、1番の環境は人です。
良いか悪いかではなく、その中で才能を信じている人がいるかどうかなのです。
多くの場合は親がそれに当たります。
才能を信じるということは才能を発揮できる場所を見つけたり、応援することです。
見返りなく、効果判定せずに、信じ切ることなど普通の関係ではできないからです。
子供を活かせるかは親子の関わり次第なのです。