こんにちは。桜井です。
あっと言う間に梅雨明けて夏本番ですね。
「人生最後に食べたいものは何ですか?」と聞かれてあなたは何を思い浮かべますか。
これまで食べてきたもので美味しく心に残ったものを思い浮かべるでしょう。
パッと思い浮かばないかもしれませんが答えは自分の中にあるはずです。
そしてそれは誰かと楽しい時間を過ごした記憶と共にあるはずです。
人生のリミットを意識すると自ずと人は今までの人生を振り返ります。
なぜ、食事に関して聞いたのかと言えば理由は2つ。
食と心が本能で結びついており
味覚はもちろん視覚、聴覚、嗅覚、口の触覚と五感を同時に感覚入力されて
記憶するため思い出しやすいこと。
もう1つは
食事は心理的にご褒美になりますから
楽しいとか美味しいとか
ポジティブな感情と一緒に記憶されていることが多いからです。
つまり最期に人生を振り返った時に「悪くない人生だった」と旅立って欲しいと言う願いがこもっているのです。
若い人達はそんな先のことと思われるかもしれませんね。
ですが普段の食事を思い返して欲しいのです。
食事が出来ることに感謝していますか?
1人で寂しく食事していませんか?
簡単に手っ取り早く食事済ませていませんか?
それが積み重なった時、最期に食べたい食事などない。
特にいい思い出などなかったとなりかねません。
食は身体のエネルギー源だけでなく、仲間や家族への想いを繋ぐものでもあるのです。