おはようございます。
私たちは誰しも自分のことを正確に知りたい。自分のことをよく思いたいと考えています。
なぜなら自尊心の安定と高揚が精神的健康を維持し生きる力を高めるからです。
自分を知ることを自己認知と言います。
ジェームズは自分自身を見つめている自分を主我。人から見た自分を客我とし、どちらも自分のことなのにそこにはかなりの隔たりがあることを指摘しています。
当然、自分のことですから自分について1番情報を持っていますよね。
その情報はバラバラの状態で保存されているわけではなく関連のあるもの同士がまとまり、しかも相互に連絡路を持つ構造化された状態で貯蔵されていると考えられています。
これをセルフスキーマと言います。
セルフスキーマは自分に関する情報の記憶に対して促進効果を持ちます。
何言っているか分からないですよね。
「自分はこのような人間だ」と言う自己概念は過去に成し遂げてきたと言う経験を上書き保存されることからできていると言えるのです。
これはつまりポジティブな情報を与えると自信に溢れ言動や行動もポジティブになるということであり、
ネガテイブな情報を与えると抑うつ傾向の高い人になり入ってくる情報や起きた出来事も全てネガテイブに捉えていくことになると言うことなのです。
誰も皆、弱虫で強い人に憧れます。
しかし強くなるにはまずは精神であり捉え方なのです。
セルフスキーマを再構築して自信溢れる自分を作り直しましょう。
「セルフスキーマを書き直せ！」