こんばんは
昨日は長年支え続けてくれたスタッフの送別会でした。患者さんやスタッフからのプレゼントが腕がちぎれる位持って帰りましたよ。
人を大事にする人だけあって流石の引き際でした。
近頃、口臭と顎関節症の相談がまた増えてきました。
この二つの共通項が分かりますか?
もう一つ予防を加えてこの3つの共通項ならお分かりでしょうか?
答えは”普通の歯科医に聞いても分からない”です。
「えっ?」という感じですよね。
自分は歯科医師ですが顎関節症で長年苦しんだ患者でもあります。
ですから噛み合わせにとても興味があり噛み合わせを中心に勉強、研究してきました。
そのために栃木の山奥で5年ほど修行した程です。
歯科医師は外科医と同じ技術職です。
知識以上に技術が問われる分野ですから卒業後3年がとても重要であると言われています。
私は卒後すぐの就職先を条件などで決めてしまったために3年を無駄に過ごしたのでそれを取り返すべく転職して栃木の山籠りに繋がっています。
色々な経験が出来反面、給料も安くセミナーにかなりの金額を投資しているので貯金がドンドン減る恐怖を覚えています。
今の卒業したての歯科医師は厳しい国家試験をくぐり抜けた優秀な方ばかりです。(入学から国家試験合格までストレートで行ける確率は20%弱。国家試験においては2浪3浪が当たり前位難しいのです)
しかし、そこはスタートラインであり患者さんに有益な知識や技術の獲得ができるのにはさらに何年もかかります。
そして技術や知識の研鑽を積み念願の開業でまた経営者としての勉強が始まるのですから開業医とはやはり大したものだなと思うのです。
でもこれは積み重ねた人の話。
週末や仕事帰りはプライベートを大切にして勉強や技術取得はそこそこの人がほとんどです。
この差が患者さんの今後の結果に繋がるとしたらどうですか?
歯科医院や歯科医師とも選んでいるようで出会いなのです。
もちろん相性も大事ですが最も大事なのはどんな利益を自分にもたらせてくれるかではないでしょうか?
歯科医師選びのヒントを1つお教えします。
歯科医師は関心があるなら学会に所属しますし専門性を高めるために認定医などを取得します。
認定医や専門医があれば少なくともそこに対して興味があると言え、所属学会のコンセプトを調べればどんなポリシーで診療しているのか概略もわかります。
よく分からないからと諦めずに調べてみると外れが少ないかもしれませんよ。